ほかる
皆さんは「ほかる」という言葉をご存知でしょうか。
これはネットで生まれた言葉なのですが、一部地域の方は方言として認識しているかもしれません。
今回は「ほかる」という言葉について詳しく解説します。
ほかるの意味とは
ほかるとは「風呂に入る」という意味のネットスラングです。
入浴すると体がほかほかするということから、「ほかほかになってくる」略して「ほかる」です。
チャットなどのリアルタイムでやり取りする場において、風呂に入るためにネットワーク上からいなくなることを宣言するために「ほかってくる」、戻ってきたことを伝えるために「ほかってきた」と言ったりします。
それに対してやり取りする相手は、「ほかる」に「いってらっしゃい」を合わせて「ほかてら」、同じく「おかえり」を合わせて「ほかえり」などと応じます。
上記のやり取りは、TwitterやLINEなどのSNSで疑似的なチャットのようにリアルタイムコミュニケーションをしている際にも使われることがあります。
同じ意味の若者言葉に「フロリダ」があります。
「風呂に入るから離脱する」、つまり「ふろ」で「りだ」つ、略して「フロリダ」です。
また、「ほかる」は愛知県などの一部地域の方言で「捨てる」という意味でもあります。
「放り投げる」、「放り出す」から「放る」が訛って「ほかる」になります。
岡山県では「体が火照る」という意味の方言です。
ネットスラング同様「ほかほかする」からきていると思われます。
ほかるを使った文章・例文
- もう遅いからほかって寝るよ。
- そろそろほかります。それでは。