彷徨
「彷徨」という言葉について解説します。
「砂漠の中を彷徨した後、意識を失ってしまった」といった使われ方をするこの言葉ですが、みなさんは見聞きしたことはあるでしょうか。
この漢字に送り仮名をつけた「彷徨う(さまよう)」「彷徨く(うつろく)」といった形は、よく見かけると思いおますが、「彷徨」は見たことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
ここではそんな「彷徨」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理・りかいしてみてください。

彷徨(ほうこう)の意味とは
彷徨(読み方・ほうこう)とは「当てもなく歩き回ること。さまようこと」という意味になっています。
ということで「砂漠の中を彷徨した後」といった場合「砂漠の中を当てもなく歩き回った後」という意味になることが分かると思います。
彷徨(ほうこう)、彷徨う(さまよう)、彷徨く(うつろく)、と挙げましたが、全く同じ漢字を使っていることからも分かるように、意味はどれもほぼ一緒です。
彷徨の動詞形が彷徨うと彷徨くなので、送り仮名の違いで読み方が変わる以外は一緒だと覚えておいてもよいかもしれません。
パッと見で馴染みのない漢字が並んでいるので、身構えてしまいそうですが、整理してみると意外とシンプルだったりします。
彷徨の使い方・例文
- 長い人生の彷徨の後、辿り着いた街で静かに過ごしていた。
- 俺はまだやれるという気持ちと、もうダメだという気持ちの間を彷徨する。