立脚
「立脚」という言葉について解説します。
「現実に立脚した政策」「きちんとした根拠に立脚した論文」といった形で使われるこの「立脚」という言葉。
皆さんは見聞きしたことはあるでしょうか。
若干、堅い言い回しなので日常会話の中で頻繁に出てくる言葉という感じではないかもしれませんが、文章の中では度々登場する言葉と言えます。
ここではそんな「立脚」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
立脚(りっきゃく)の意味とは
立脚(読み方・りっきゃく)とは「自分のよって立つ場をそこに定めること。立場を決めてそれを拠り所とすること」といった意味の言葉となっています。
ということで「現実に立脚した」と言った場合は「現実にもとづいた」となり、「きちんとした根拠に立脚した」と言った場合は「しっかりとした根拠にもとづいた」となることが分かると思います。
ちなみに、憲法や法律はこの「~に立脚した」という言い回しが度々出てくるので、慣れておくと難しそうな法律も少しは身近になるかもしれません。
立脚の同義語、類語としては「依拠する(ある物事・存在にもとづくこと)」「準拠する(ある物事・存在を基準とすること)」といった言葉が挙げられます。
いずれの言葉もやはり見慣れないと、難しそうな雰囲気がある言葉かもしれませんね。
立脚の使い方・例文
- 基本的人権の尊重に立脚した憲法や法律を持っていない国との付き合いは慎重に進めていくべきだ。