高みの見物
「高みの見物(たかみのけんぶつ)」という言葉の意味について解説します。
皆様はこの高みの見物という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
高みの見物の意味とは
「高みの見物」という言葉の意味は、「自分に直接利害が及ばない範囲から、傍観することのたとえ」「他人の立場から、興味本位に物事の成り行きを観戦すること。」となります。
読み方は「たかみのけんぶつ」です。
※「高み」は周囲より高い場所を指しています。
※「高見」と書くのは間違いなので、注意しましょう。
<由来>
高い場所から、下の方で騒いでいる人たちを第三者の立場から興味本位で眺めている様子から来ています。
<「ワイ、高みの見物」という言葉の元ネタ>
2ちゃんねる内で、自分(わい)よりも劣る人間を見かけたときそれに対して
見下すということを言います。
※「元ネタ」とは、あるネタ(表現)の根本となるネタやそのネタが生まれてきた起源のことです。
高みの見物の類語・対義語
<類語>
「川向こうの火事」「川向かいの喧嘩」「山門から喧嘩見る」
「対岸の火事」「向こう河岸の火事」
<英語>
「To see it rain is better than to be in it.」
高みの見物を使った文章・例文
<例文>
- 同じマンションの住人は、関係する可能性があるので、高みの見物をしていられない。
- 言い争いに巻き込まれると面倒なので、高みの見物でいたほうが良さそうである。
- 彼女は、自分が有利になるまでは高見の見物でいるタイプだと思う。