「低気圧」と「高気圧」
天気予報で「低気圧」と「高気圧」という言葉を聞いたことがあるはず。
学校で習いはしたものの、難解さゆえにイマイチちゃんと理解できずに卒業してしまったという方も多いはず。テレビから「低気圧に注意」「高気圧の影響」と流れてきても
ここではそんな「低気圧」と「高気圧」について詳しくご紹介していきます。
「低気圧」と「高気圧」の意味とは
そもそも気圧とは、「空気の圧」のことを意味する言葉です。
つまり低気圧とは「空気の量が少ないために、圧が少ない状態」のことを指します。温められた空気が膨張して上昇気流を生み出し、地上の気圧が下がるために起きる状態です。
そして高気圧は「空気の量が多く、圧が高い状態」のことになります。逆に上空で冷やされた空気が地表に降りてくること下降気流によって気圧が上がるということです。

「低気圧」と「高気圧」の違い
低気圧と高気圧の違いは上記の空気の量のことですが、では具体的に両者にどんな違いがあるのか見ていきましょう。
まずは低気圧ですが、雲が非常に多くなり、雨が降る確率も増えます。また気圧が低いと体を外側から抑えつける力が弱まるため、頭痛や腰痛などを発症する人もいます。
高気圧はその逆で、雲が出来づらく、晴天になることが多いです。そして外側から空気によって抑えつけられるため、体調が良くなる人も多いです。
ちなみに天気図などに引かれている線は、その線が通っている場所は同じ気圧であることを示す等圧線と呼ばれます。
「低気圧」と「高気圧」を使った文章・例文
- 低気圧の影響で持病の頭痛が出て来て、仕事に支障が出た。
- このところ雨が多いと思っていたら、低気圧の影響だったようだ。
- 高気圧に変わり、急に体の調子が良くなった。
- 等圧線が実家のある県まで伸びていた。