「製作」と「制作」の違いとは?それぞれの意味を解説!

「製作」と「制作」の違いについて解説します。それぞれの意味をしっかりと理解し「制作」と「製作」を使い分けられるようにしましょう。

目次

  1. 製作・制作
  2. 製作・制作の違い
  3. 製作・制作の使い分け・例文

製作・制作

製作(せいさく)」と「制作(せいさく)」の違いをご存知でしょうか。

どちらも同じ読み方をし、また漢字も似ているためややこしいですよね。しかし、このせいさくという二つの言葉にはそれぞれ異なった意味があり、使い分けをする必要があるのです。

今回は、この製作と制作の違いについて詳しく解説していきます。

製作・制作の違い

製作の意味

「製作」とは、「物品をつくること」「精密機械などの品物をつくること」という意味です。

英語ではproductionとなり、製造、生産などの意味もあわせ持ちます。
製作の製の字には「物品をこしらえる」という意味があるため、工業製品や器具などをつくる際にこちらの製作が使われています。

「製作」は「作製(さくせい)」とほぼ同義ですが、作製と同じ読みをする「作成」の意味はやや異なります。
作成は主に報告書やレポートなどの文書をつくる際に使用されている言葉なので、注意が必要です。

制作の意味

「制作」とは、「芸術的な作品をつくること」という意味です。英語ではworkとなり、仕事、作業といった意味もあわせ持ちます。

制作の制の字には「形を作り整える」という意味があるため、絵画や展覧会に出品するものなどをつくる際にこちらの制作が使われています。

製作・制作の使い分け・例文

製作・制作の使い分け

これらの使い分けの例を見てみましょう。

ハンドメイド作品
ハンドメイド作品の場合、より芸術性を追求したものを制作、より実用性を追及したものを製作と使い分けられているようです。

映画やアニメ、ゲーム
映画やアニメ、ゲームも芸術作品ですので、これらをつくる場合は制作が適当です。制作者、制作会社などで多く使われています。
しかし、これらの制作費を出資する人や会社のことは製作と呼ばれています。


本を執筆することは創作ですので制作ですが、これを製本、出版する際は製作です。
作者は制作、出版社が製作と考えることができますね。

保育の場合
保育園などで子どもが作品を作る際、製作と制作、どちらの表記にするかといった話を聞きます。
言葉の意味のみでとらえると制作が適切かと思われますが、製作のほうが汎用性があるためそちらが使われている場面が多いようです。

製作の例文

  1. 私は車の部品を製作する工場に勤めている。
  2. 千と千尋の神隠しの製作は徳間書店や日本テレビなどが挙げられる。

制作の例文

  1. 卒業制作にとりかかる。
  2. 千と千尋の神隠しの制作はスタジオジブリだ。

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