しっちゃかめっちゃか
「しっちゃかめっちゃか」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
くだけた表現のためニュース以外のテレビ番組などでもよく用いられる表現で、実際に使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ここではそんな「しっちゃかめっちゃか」について詳しくご紹介していきます。
しっちゃかめっちゃかの意味とは
しっちゃかめっちゃかとは、「混乱したようす」を表す言葉です。
同じ意味の言葉には「はちゃめちゃ」や「めちゃくちゃ」などがあり、物が散乱している様子や、火事や地震などの災害、事件などで現場が混乱している様子、あるいは動揺で頭の中が混乱していることなど、
くだけた表現のため、ニュースや新聞などの媒体ではほとんど使用されず、
ほとんどの場合は悪い状況を指すために用いられますが、「わちゃわちゃ」のように、楽しい気分を表す言葉でもあります。
また地域によっては「ひっちゃかめっちゃか」と発音することもあり、大阪弁などと方言だとされていますが、実際には発音の違いだけで、全国区の共通語として用いられています。

しっちゃかめっちゃかの使い方・例文
- 息子の友達が去った後の子ども部屋は、おもちゃやお菓子の食べこぼしでしっちゃかめっちゃかになっていたが、あえて手伝わずに、責任を持って息子に片付けさせた。
- 緊張のあまり、挨拶の途中で急に方言が出てしまい、訂正しようとしたらまた方言になり、頭の中がしっちゃかめっちゃかになってしまった。
- 相手の巧みな攻撃で守備がひっちゃかめっちゃかにされ、たまらずタイムアウトを取った。