つっぺ
みなさん「つっぺ」という言葉を聞いてどんな意味だと思いましたか?
つっぺは北海道と秋田や広島や山口で使われている方言です。方言といっても地域によって意味が違うので、しっかり覚えておきましょう。
つっぺの意味とは
各地域で「つっぺ」の意味が異なりますので、それぞれご紹介します。
北海道・秋田のつっぺ
北海道の方言で、秋田県でも使われる言葉でもあり、主に「つっぺする」「つっぺかる」と表されます。
つっぺの意味は「栓など物の出し入れを遮るもの」を表します。
標準語でわかりやすい言い方だと「栓をする」というのが挙げられます。
言葉の由来は、「突く」と「へす」という押すの古い言葉が合わさったものと言われています。
広島のつっぺ
広島県での「つっぺ」はギャンブルなどの賭け事で使われます。
つっぺの意味は「損得がない」(賭け事的な意味で)を表します。
賭け事で2000円の出費で2000円勝った場合に使われるそうです。
賭け事的な意味で損得がないなので、商売などでは使われないようです。
山口のつっぺ
山口県での「つっぺ」は勝負事などで使われます。
つっぺの意味は「引き分けなどの同じこと」を表します。
広島の「つっぺ」の意味と似ていますが、山口の「つっぺ」は引き分けの状態や五分五分に状態などの意味合いなので間違えないように注意しましょう。
つっぺの使い方・例文
- 鼻血出たの?鼻つっぺして大人しくしてなさい!(北海道・秋田)
- 今日のパチンコ行ってきたけど、つっぺだっだよ。(広島)
- 1組と2組の決勝戦まさかのつっぺだった。(山口)