値千金
スポーツ中継などで「値千金(あたいせんきん)」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
「値千金のゴール」や「値千金のホームラン」という形で用いられることが多く、接戦や大事な試合などでは頻繁に登場する言葉です。
ここではそんな「値千金」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。

値千金の意味とは
値千金(あたいせんきん)とは、「極めて価値のあること」を意味します。
サッカーや野球などのスポーツで、絶対に得点を決めたい重要な場面などで価値のある点を決めることを指します。主にそうした試合を決定づけるプレーのことを指して用いられますが、時は金なりに近い意味合いとして「朝の一時間は値千金」のような使い方もされます。
このため、値千金のネックレスや、値千金の腕時計というように、金銭的に高価な物を意味する言葉ではないため注意が必要です。
また値千金の他に、「価千金」という表記もされます。
ちなみに成功に対して使われる言葉のため、試合を決定づける相手のミスなどに対して「価千金のエラー」や「価千金のオウンゴール」という使い方はほとんどされません。
値千金の使い方・例文
- サッカー日本代表のエースが、終盤の重要な局面で値千金のゴールを決め、翌日から数日間は日本中がそのことで持ち切りだった。
- 草野球の試合で、優勝を決める価千金のホームランを放ち、大会MVPに選ばれてしまった。
- 夜寝る前にスマホを10分見るのをやめて、その分早く寝れば価千金の10分間となる。