「些少」とは?意味や使い方を解説します!

「些少」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「些少」について解説します。

目次

  1. 些少
  2. 些少の意味とは
  3. 些少の使い方・例文

些少

皆さんは「些少」という言葉をご存知でしょうか。

あまり見慣れないという方は少なくないと思われますが、「さしょう」という読み方は見当がつく方もいらっしゃるでしょうか?

今回は「些少」という言葉について詳しく解説します。

些少の意味とは

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些少とは「数量や程度がわずかである様子。」という意味です。
読み方は「さしょう」です。
同じ読み方で「瑣少」とも書きます。

「些」という漢字は音読みが「さ」、訓読みは「いささ・か」「すこ・し」です。
意味は訓読みの通りであり、「些少」以外の熟語として「些末」「些細」などがあります。

つまり「些少」とは、似た意味の漢字を重ねて意味を強めた熟語なのです。

主に、ビジネスシーンなどの固い文章で使われることが多いです。
相手にお金や品物を渡す際に「些少ですがお納めください」などと添えることで、渡したものをへりくだる謙譲語として使われることがよくあります。
ただ、「些少」という言葉の認知度があまり高くないこともあり、場合によっては「わずかですが」「少ないですが」など平易な言葉に置き換えられることも少なくありません。

類語に「僅少(きんしょう)」などがあります。
どちらも同じ「わずかな」という意味の言葉ですが、「些少」は数値や程度など幅広い対象を指して使うことができるのに対し、「僅少」は数値化できるものに対してのみ使うことができるという違いがあります。

些少の使い方・例文

  1. 私も些少ながら力添えをいたしたく存じます。
  2. こちら些少ではございますが、御礼に代えさせていただきます。

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