横柄
皆さんは「横柄」という言葉をご存知でしょうか。
「おうへい」という読み方、意味や使い方など、何となく知っているという方は多いのではないかと思われます。
今回は「横柄」という言葉について詳しく解説します。
横柄の意味とは
横柄とは「他の人に対して偉そうな態度を取ること。威張ること。」という意味です。
読み方は「おうへい」です。
「横」という漢字は、この熟語の場合「よこしま。ほしいまま。わがまま。」という意味になります。
一方「柄」という漢字には、「つか。器物の取っ手。」「がら」などの他に「勢い。権力。」という意味があります。
つまり「横柄」とは、「権力を振りかざしてわがままな態度を取る」といった意味合いになります。
ただこの場合、振りかざして威張るものは「権力」とは限りません。
「暴力」「暴言」など、他の人を威圧するような「力」の種類は多岐にわたります。
お金を貸し借りしている間柄であるなどの状況によっては、「財力」なども含まれるでしょう。
ただ、本質的にはこういった「力」を持たない人であっても、「横柄」な態度を取ることはあります。
気弱な性格だったりして争いを避けたがる傾向にある相手に対しては、特段の上下関係がなくても「横柄」な態度が成立してしまうのです。
また、店員と客という関係は本来対等であるにもかかわらず、客の方が偉いと勘違いして「横柄」に振る舞う人は少なくありません。
横柄を使った文章・例
- 新しい上司は社長の縁故だからといって、いつも横柄に威張っている。
- 店員に対して横柄な態度を取る客が来店するとうんざりする。