飼い犬に手を噛まれる
「飼い犬に手を嚙まれる(かいいぬにてをかまれる)」という言葉の意味について解説します。
ひどい仕打ちや裏切りに合った時に「飼い犬に手を嚙まれる思いをした」などと使う言葉があります。皆様はこの飼い犬に手を嚙まれるということわざをご存知でしょうか。この機会に意味を理解してみましょう。
飼い犬に手を噛まれるの意味とは
飼い犬に手を嚙まれるの意味は「日頃からかわいがり面倒をみてきた者からひどく裏切られたり、害を受けたりする」となります。
読み方は「かいいぬにてをかまれる」です。
本来犬は縦社会で上下関係を大切にしますから、飼い主(リーダー)に歯向かうことはありません。余程のこと、腹に据えかねるようなことがあり、我慢出来ずに歯向かったということ。
これを人と人との関係で使うことがあります。
飼い犬に手を噛まれるの類語
<類語>
「愛犬に手を嚙まれる」「後足で砂をかける」「恩を仇で返す」「陰に居て枝を折る」
「片屋貸して母屋取られる」「獅子身中の虫」「借家栄えて母屋倒れる」
「鉈を貸して山を伐られる」「軒を貸して母屋を取られる」
「庇を貸して母屋を取られる」「飼い養う虫に手を食わる」「寝首を掻かれる」
「足元をすくわれる」
<英語>
「Bite the hand that feeds you」「A man may cause his own dog to bite him」
飼い犬に手を噛まれるを使った文章・使い方
<例文>
- 信頼していた部下にリークされてしまった。まさか飼い犬に手を嚙まれることになるとは思いもよらなかった。