若い時の苦労は買ってでもせよ
「若い時の苦労は買ってでもせよ(わかいときのくろうはかってでもせよ)」という言葉の意味を解説します。
若年層なら必ず、親や上司などから「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われたり、聞いたりしたことのあることわざだと思います。このことわざの意味をご存知でしょうか。この機会に意味を理解してみましょう。
若い時の苦労は買ってでもせよの意味とは
若い時の苦労は買ってでもせよの意味は「若い時にする苦労は、必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてもするほうがよい」となります。
読み方は「わかいときのくろうはかってでもせよ」です。
若い時に経験する苦難や投げ出したいと思う事でも、将来の自分の精神面や考え方などの糧になるものだから、どんな経験もしておきなさいということです。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」「若い時の苦労は買うて(こうて)でもせよ」という言い方もします。
「苦労」と同じような意味合いで「辛労」「難儀」「辛抱」があります。
若い時の苦労は買ってでもせよの類語
<類語>
「艱難汝を玉にす」「苦労屈託身の薬」「若い時の力瘤」
<英語>
「Heavy work in youth is quiet rest in old age」
(若い時の重労働は老いての平安である)
「Spare no effort while you are young」
(若いながら努力を惜しみません)
若い時の苦労は買ってでもせよを使った文章・使い方
<例文>
- 私の親は若い時に大分苦労したようで、口癖のように若い時の苦労は買ってでもせよと言われる。
- 社長は今の私があるのは、若い頃経験した苦労のおかげだとよく言ってる。まさに若い時の苦労は買ってもせよを地で行ってるような人だ。