一喜一憂
皆さんは「一喜一憂」という言葉をご存知でしょうか。
自分にはかかわることができない事柄の状況が刻一刻と変化する様子を、黙って見ていることしかできない。
何とももどかしい状況に、「一喜一憂」した経験は誰にでもありますよね。
今回は「一喜一憂」という言葉について詳しく解説します。
一喜一憂の意味とは
一喜一憂とは「ある物事の状況が変化するたびに、喜んだり心配したりすること」という意味です。
読み方は「いっきいちゆう」です。
自分にとって重要な物事の状況が、良くなったり悪くなったりと刻々と変化している。自分の力ではどうすることもできません。
そんなときは、最終的な結果がどうなるのか気になって落ち着かないものです。
状況の変化に応じて、感情もあわただしく変化していきます。
これが「一喜一憂」です。
喜んだかと思えば憂いたりして、大変落ち着かない状態である「一喜一憂」。
そんな様子は、周囲の人からは時に鬱陶しく思われるものです。
状況に振り回されてあたふたする様子は、子供のように見えてしまいます。
自分ではどうにもならないことに心を乱していても、意味はありません。
有事の時に落ち着いていられる人は人格者とみられて、周りの人からも頼りにされるものです。
いかなることに対しても感情を静めて、どっしりと構えていたいものですね。
一喜一憂を使った文章・例文
- 就職活動をしていると、どうしても友人たちの結果報告に一喜一憂してしまう。
- 息子のサッカーチームが大会に出られるかどうかの試合を前に、他チームの動向にまで一喜一憂している。