事実無根
「事実無根」という言葉について解説します。
ニュースや新聞などで「事実無根で無罪を主張」「身に覚えがなく事実無根」といった一文を目にしたことはないでしょうか。
もしくは、事実無根なのに疑われたという経験があるという方もいらっしゃるかもしれません。
ここではそんな「事実無根」という言葉について、きちんとした意味や使い方を押さえていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧いただき、この言葉についてしっかりと理解・整理してみてください。
事実無根の意味とは
事実無根とは「証拠も根拠もなく、でたらめであること」「根も葉もないこと」という意味の言葉となっています。
ということで「事実無根で無罪を主張」は「(私が罪を犯した)証拠も根拠もなく、でたらめなので無罪を主張」になり、「身に覚えがなく事実無根」は「身に覚えがなく、根も葉もないこと」という意味になることが分かると思います。
そう考えてみると、この「事実無根」という言葉を使う時はかなり怖い状況かもしれません。
実際に、新聞やニュースなどでは、えん罪事件についての報道の時にこの言葉を見かけることが多いのではないでしょうか。
このように、何もしていないのに疑われた時に使う言葉なので、自分の事で使う時が来ないことを祈るばかりですね。

事実無根を使った文章・例文
- 週刊誌には沢山の事実無根の作り話が掲載されているらしいが、たまに本当のことがあるので油断ならない。
- 彼らが主張している過去の色々は、事実無根のファンタジー妄想であることが多い。