無我夢中
「無我夢中」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「無我夢中」という言葉は、日常生活やビジネスの場でも比較的使用される機会が多いため、耳なじみのある方も多いのではないでしょうか。
読んで字のごとく、何かに気を取られて夢中になり我を忘れることといった意味を持つ言葉です。
使い方としては「敵に追いかけられ、無我夢中になって逃げる。」といった表現が一般的です。
また、似た意味を持つ四文字熟語に「一心不乱」があります。
今回は、一心不乱についても詳しく解説するので、この機会にしっかりと理解していきましょう。
無我夢中の意味とは
無我夢中という言葉の意味について解説します。
無我夢中とは「何かに心を奪われ、気を取られて我を忘れること。」という意味を持つ四文字熟語です。
使い方としては「彼は、無我夢中で絵を描いている。」といった表現が一般的です。
この「無我夢中」の中の「無我」とは、もともと仏教語であり、自分に捕らわれる心を超えた心と、そこから自分を忘れる意味を含んでいます。
「夢中」は、ある物事にすっかり熱中し、ほかのことを考えられない状態を意味する言葉です。
また、似た意味の四文字熟語に「一心不乱」があります。
この一心不乱とは「ひとつのことに集中して、ほかのことに心を奪われない様子。なにかに熱中してほかのことに注意をそらない様子。」という意味を持つ四文字熟語です。

無我夢中を使った文章・例文
- 彼は、コンクールに出すアート作品を無我夢中で作っている。
- 大勢の敵から無我夢中で逃げる。