三千世界
「三千世界(さんぜんせかい)」という言葉の意味について解説します。
皆様はこの「三千世界」という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
三千世界の意味とは
三千世界という言葉の意味は、「全宇宙」「この世のすべて」となります。
読み方は「さんぜんせかい」です。
仏教用語であり、三千大千世界の略称になっています。
3000の世界の意味ではなく、1000の3乗(1000×1000×1000)、
すなわち10億の世界を意味しています。
千世界が1000個集まったもの→小千世界
小千世界が1000個集まったもの→中千世界
中千世界が1000個集まったもの→大千世界
※大千世界は、小、中、大の各千世界から成っているので,
三千世界あるいは三千大千世界と言われています。
「ONE PIECE」(ワンピース)に出てくる剣士、ロロノア・ゾロという
キャラクターが使う最終奥義の名前にも使われています。
※「ONE PIECE」(ワンピース)
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載されている漫画のこと。
〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を巡る海洋冒険ロマンというジャンルの
内容になっています。
三千世界の類語
<類語>
「三千界」「大千世界」「三千大千世界」
<英語>
「tout le monde」「niverse」「whole world」
三千世界を使った文章・例文
<例文>
- 「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」という言葉は、高杉晋作の名言です。
- 幽閉サテライトの「三千世界」という歌は、10~20代の人がよく歌っているそうです。
- もしも、三千世界の中に自分以外の誰もいなくなってしまったら、生きていくことはできるのだろうか。