平々凡々
「平々凡々」という言葉について解説します。
どこか懐かしさすらある言葉ですが、みなさんもこの言葉を一度は見聞きしたことがあると思います。
日常でそんなに頻繁に登場する言葉ではないので、若い方の中には初耳だという人もいらっしゃるかもしれませんし、知っていてもむやみに使うと失礼にあたる言葉でもあります。
ここでは、そんな「平々凡々」という言葉の読み方、意味や使い方を紹介していきますので、整理しながら最後までご覧になってみてください。

平々凡々(へいへいぼんぼん)の意味とは
平々凡々(読み方・へいへいぼんぼん)とは「とくに優れているところや変わったところがなく、ごくありふれているさま」という意味で、
平凡(へいぼん・特別なところがない、並み、普通)という言葉を繰り返して意味を強調させた言葉となっています。
パっと見で目になじまない字面なので、読み方が分かりにくいかもしれませんが、平凡(へいぼん)を知っていれば繰り返すだけなので、覚えやすいと思います。
意味からも分かるように「あなたは平々凡々ですね」なんて使ってしまうと大変失礼な発言となっていますので、注意するようにしてください。
平々凡々の使い方・例文
- 「平々凡々、何事もなく平和なのが一番だ」とお祖母ちゃんが言っていた意味が、年を取ってから分かり始めた。
- 自分で言うのもなんだが、私の顔は平々凡々、美人でもブスでもない方だと思う。
- へたにアクシデントが続くくらいなら、平々凡々でつまらないくらいの方がまだマシかもしれない。