「義理堅い」とは?意味や使い方を解説します!

「義理堅い」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「義理堅い」について解説します。

目次

  1. 義理堅い
  2. 義理堅いの意味とは
  3. 義理堅いの使い方・例文

義理堅い

皆さんは「義理堅い」という言葉をご存知でしょうか。

読み方も意味もなんとなくご存知の方が多いと思われますが、「かたい」という言葉の漢字表記をどうするべきか分からないというような落とし穴が存在します。

今回は「義理堅い」という言葉について詳しく解説します。

義理堅いの意味とは

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義理堅いとは「対人関係や社会の中での義理を大切にして、おろそかにしないこと」という意味です。
読み方は「ぎりがたい」です。

悪い意味はなく、人の性格を称える褒め言葉として使われます。

「義理」とは「社会の中で守るべき道理」という意味の言葉です。

「義理」の対義語は、人間らしい情欲や思いやりを意味する「人情」です。
ときに社会の規律に反してでも他人のために行動するというような人の性格を指す言葉です。
その傾向が強いことを形容する言葉に「人情深い」「人情に厚い」があり、こちらもほぼ褒め言葉として使われます。
「義理人情」という言葉がありますが、これは対義語を組み合わせた四字熟語であり、「義理」と「人情」が融和した日本独特の社会形態を表した言葉です。

「かたい」という言葉には、「固い」「堅い」「硬い」という三つの漢字表記が存在しますが、「義理堅い」の場合は「堅い」を使います。
この表記は、「堅」の意味に「変わることなく確かであること。しっかりしていて確実であること。」というものがあることに由来します。
同じ意味の用例に「口が堅い」「身持ちが堅い」などがあります。

義理堅いの使い方・例文

  1. 前の職場で面倒を見た後輩は、毎年年賀状を送ってくる義理堅い人だ。
  2. 父は昔気質なところがあるが、義理堅い性格もあって慕われている。

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