審美眼
皆さんは「審美眼」という言葉をご存知でしょうか。
「しんびがん」という読み方も、意味もなんとなく分かるという人が多いのではないでしょうか。
ところで「審美眼には自信がある」という方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
今回は「審美眼」という言葉について詳しく解説します。

審美眼の意味とは
審美眼とは「美しいものを的確に見定める能力」という意味です。
読み方は「しんびがん」です。
「美しさを審査する眼」で「審美眼」です。
「眼」が使われていることからも分かる通り視覚的な美しさに関わるものに使われることが多いですが、音楽や料理など他の五感に関わるものに対しても使うことができる言葉です。
また、「審美眼」は「美しいものを見定める力」にとどまらず、広い意味で「価値あるものを見極める力」に対しても使うことができます。
たとえば、今は新人で無名の作家の作品であっても、年月を重ねて大成すれば良いものになっていくということが分かるという人がいます。
こういった価値を見抜く力に優れている人は間違いなく「審美眼に優れた人」だと言えるでしょう。
優れた審美眼を持っている人は、鑑定士やプロデューサーなどの職業で活躍していることが多いです。
審美眼を磨くには、美しいもの、価値あるものに多く接することが大切です。
勘とセンスを磨くことが、審美眼を身に着ける第一歩なのです。
審美眼を使った文章・例文
- 美術館を訪れることは、審美眼を養う第一歩だ。
- 審美眼のある人には、この作品の価値が分かるらしい。