「メタ認知」の意味とは?意味や使い方を解説!

「メタ認知」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「メタ認知」について解説します。

目次

  1. メタ認知
  2. メタ認知の意味とは
  3. メタ認知を使った文章・例

メタ認知

皆さんは「メタ認知」という言葉をご存知でしょうか。

近年IT分野において「メタバース」などの言葉が流行していますが、そういったジャンルとは無関係で、どちらかといえば心理的要素の強い言葉です。

今回は「メタ認知」という言葉について詳しく解説します。

メタ認知の意味とは

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メタ認知とは「自分が物事を認知している状態を、客観的に認知すること」という意味です。

「メタ」とは「高次の」という意味です。
「メタ認知」を分かりやすく言うと、「神の視点から自分自身を見つめ、その行動や思考を客観的に認識する」という意識を指します。

「メタ認知」の考え方は、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが唱えた「無知の知」という言葉に近いものです。
ソクラテスの「無知の知」とは「自分は無知であるということを知っている」という意味の言葉です。
この考え方と対立するのは「自分は何でも知っていると思い込む」ということで、そう思い込む危険性について説明する必要はないでしょう。
自分は何も知らないのだと知っているからこそ、学ぼうとする意志が生まれるのです。

「自分は無知であると知っている」というのも、自分自身を客観的に認知する「メタ認知」の一環です。
自分を正しく知ることで学びを得たり、能力向上のための目標を立てる基準を適切に設定できたりするのです。

メタ認知を使った文章・例

  1. メタ認知による自己分析によって、苦手分野を克服するための具体的な方法が見えてきた。
  2. メタ認知を深めることは、感情をコントロールするのにも役立つ。

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