喝采
「喝采」という言葉を聞いたことがあると思います。よくお芝居や音楽、映画などで「拍手大喝采」、「喝采を博する」という使い方をされているのを耳にします。
こちらではこの喝采の意味や使い方を詳しくご説明しますので、正しく覚えて使ってみましょう。
喝采の意味とは
喝采とは「承認するときの叫び声または歓喜」「叫び声や手をたたくなどの行為で同意や好意を表す」という意味があります。
もともとは古代ローマで投票を行う際、提案や意見に同意をする者は叫び声をあげ、その声の大きさで採決していました。そのことから、同意や賛同の意を声をあげて伝えることを喝采というようになったといいます。
現在では映画や劇などの最後に観客や聴衆が拍手や歓声などで、とても良かったよ!という気持ちを表す際によく使われていますよね。喝采を博するというのは、高い評価を獲得するという意味になります。
喝采の類語
喝采と同じような意味を持つ言葉として、「褒め称える」「称賛」「称嘆」「賞する」「歓呼」などがあります。
喝采の使い方・例文
1.東京公演は拍手大喝采のうちに幕を閉じた。
2.その映画では、迫力のある音楽と民衆が喝采するシーンが印象に残っている。
3.大喝采はしばらくの間止むことはなく、皆一様に興奮した様子であった。