「多勢に無勢」とは?意味や使い方を解説!

「多勢に無勢」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくと意外に使いどころの多い言葉です。今回は「多勢に無勢」の意味や使い方、類語や例文などを紹介します。

目次

  1. 多勢に無勢
  2. 多勢に無勢の意味とは
  3. 多勢に無勢の類語/英語
  4. 多勢に無勢を使った文章・例文

多勢に無勢

多勢に無勢(たぜいにぶぜい)」という言葉の意味について解説します。

映画・ドラマ・マンガ・小説など様々な作品媒体に登場し、日常生活でも「多勢に無勢」な状況に陥ることがあるため、使用される頻度は意外に多いこの言葉。意味や使いどころなどを詳しく解説していきます。

多勢に無勢の意味とは

多勢に無勢とは、「数のうえで圧倒的に不利な状況」のことを意味します。

「勢」は「いきおい」や「ちから」を意味しますが、戦争などで敵軍の戦力を図る目安の一つが数であるため、「敵の軍勢は数千にのぼる」などと表現したことから、数を表す言葉としても用いられるようになりました。
つまり、大勢の敵に対し、少数の勢力しか無いようでは勝ち目がないことを指しています。

読み方は「たぜいにぶぜい」です。
「勢」の字は「せい」と読まれることが多いですが、前述したような数を表すときには「ぜい」という読み方がされることが多いです。

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多勢に無勢の類語/英語

似ている意味の言葉に、
・八方塞がり(はっぽうふさがり)
・衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
などがあります。

また英語では
・「We are outnumberer」
・「Many a small bird drive away a hawk(多くの小鳥は鷹を追いやる)」
などの表現がされます

多勢に無勢を使った文章・例文

〈例文〉

  1. 不良にかこまれ、多勢に無勢でたまらずその場から去った。
  2. 自分を除いて全員一致となり、多勢に無勢のまま会議は終わった。
  3. 大勢のミツバチにかこまれ、多勢に無勢となったスズメバチだが、果敢に戦い続けた。

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