青菜に塩
「青菜に塩(あおなにしお)」ということわざが会話の中で使われることがあると思います。短くてキレがありますので、会話の中に織り交ぜるとアクセントになることわざでもあります。
よく使われることわざですが、その意味や使い方などは知らない人が多いと思いますのでこれを機に覚えてくださいね。
この記事では「青菜に塩」の意味や類義語、使い方を解説します。
青菜に塩の意味とは
「青菜に塩」の読み方は「あおなにしお」で、意味は「元々元気だった人が急にしょんぼりと元気をなくしたこと」を表しています。
ここで青菜とは、小松菜やほうれん草など緑色の葉野菜を指しています。青菜は水をたっぷりと含んでいる時にはみずみずしく輝いて見えますが、塩をふると水がどんどん抜けてしまい途端に生気のない姿になってしまうことから、このことわざができたのですね。
「青菜に塩」を使うときに注意するべきポイントがあります。それは、元々元気がない人には使えないということです。あくまで、元々は元気でいきいきとしていたのに、何かが原因でしゅんと落ち込んでしまった人のことを言い表します。
また、身体的な不調よりも、どちらかと言うと精神面の不調や落ち込みに使われることわざですので、使う際にはシチュエーションを考えて使ってくださいね。
青菜に塩の類義語
- はまぐりに塩
青菜に塩を使った文章・例文
- さっきまで遠足を楽しみにうきうきしていたのに、雨で中止になってしまい青菜に塩だ。
- 友達同士で楽しく遊んでいたのに、ふざけていて怪我をしてしまい青菜に塩だ。