寝落ち
「寝落ち(ねおち)」という言葉を目にする機会も多いと思います。「ゲームで寝落ちた」「LINEで寝落ち」など、若者の間では広く使われている言葉ですよね。
この記事ではそんな「寝落ち」について、その意味から語源まで詳しく解説していきます。
寝落ちとは
「寝落ち」とは、「何かをしている最中にいつの間にか眠ってしまうこと」を意味する言葉です。
たとえばレポートなどの資料を作成している場合、課題を消化している場合など、いつの間にか眠ってしまうこともあります。
そのように何かの作業の途中でいつの間にか眠ってしまうことを「寝落ち」と呼んでいます。
寝落ちの語源
もともと「寝落ち」は「オンラインに接続中に寝てしまい、不本意ながらオフライン状態になってしまうこと(オンライン上でのやり取りがいつの間にか途絶えること)」という限定的な意味でした。
インターネットに接続してオンライン状態だったものがオフライン状態になることを「落ちる」と呼ぶので、「寝落ち」の「落ち」はそのような「オフライン状態になること」からきていると考えられます。
さらにさかのぼってみると、無線で交信をしている最中に寝てしまいやり取りができなくなることを「寝落ち」と呼んでいたとも言われています。
どちらも「寝てしまいコミュニケーションが取れなくなる状態」を「寝落ち」と呼んでたことがわかりますね。
現在ではコミュニケーションの有無にかかわらず、何かの途中で寝てしまうことという意味で使われる場面も多いようです。
オンラインゲームやLINEなどで誰かとやり取りしている際の「寝落ち」は従来の意味、オフラインで一人でやっているゲームや作業の際の「寝落ち」は新しく変化したほうの意味となります。
寝落ちの使い方・例文
- 相手がゲーム中に寝落ちてしまったのか、チャットへの返事が急に途絶えてしまった。
- 試験勉強をしていたはずなのに、寝落ちてしまって気づけば朝だった。