「立て板に水」とは?意味や反対語を解説!

「立て板に水」ということわざを一度は耳にしたことがあると思いますが、その意味を知っているでしょうか。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「立て板に水」の意味・使い方・例文などを紹介します。また、語源や類語・対義語、英語についても紹介します。

目次

  1. 立て板に水
  2. 立て板に水の意味とは
  3. 立て板に水の類語・反対語
  4. 立て板に水の語源
  5. 立て板に水を使った文章・例文

立て板に水

立て板に水(たていたにみず)」という言葉の意味について解説します。

皆様はこの立て板に水という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。

立て板に水の意味とは

「立て板に水」という言葉の意味は、「弁舌が達者であり、よどみなくすらすらと流暢にしゃべること」「弁舌の流暢なさま」となります。
読み方は「たていたにみず」です。

「立て板」を「縦板」や「建て板」と書くのは間違いなので注意しましょう。

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立て板に水の類語・反対語

<類語>
「竹に油を塗る」「戸板に豆」「懸河の弁」「一瀉千里」

<対義語>
「横板に雨垂れ」「横板に餅」

<英語>
Your tongue runs nineteen to the dozen.(十二語で済むことを十九語でまくし立てる)
To speak nine words at once.(一度に九語しゃべる)

立て板に水の語源

<語源>
立てかけてある板に水を流すと、滞りなく流れ落ちることのたとえから来ています。

『上方いろはかるた(京都)』の一つです。
「江戸いろはかるた」の「た」では「旅は道連れ世は情け」
「尾張いろはかるた(名古屋)」の「た」では「大食い上戸餅食らい」となります。
地域によって、同じ「た」でも違いがあるのが特徴です。

立て板に水を使った文章・例文

<例文>

  1. 立て板に水のように単語や熟語があふれ出てくる。
  2. 彼女はいつも立て板に水のようにしゃべるのに、緊張すると黙り込んでしまう。
  3. おとなしそうに見えるが、口を開くと立て板に水のごとくしゃべりだす。

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