お粗末
「お粗末(御粗末)」という言葉の意味や使い方、類語について解説します。
読み方は、「おそまつ」となります。
この「お粗末」という言葉は、日常でもビジネスの場でも使うことがあり、耳馴染みがある方が多いのではないでしょうか。
よく「お粗末な対応」や、何か贈り物を渡す際に「お粗末ですが」と言ったりします。
日本人特有の文化である謙遜の意味も込めて使うこともある言葉です。
なんとなくの意味は知っていても詳しい意味までは知らないという方もいるかと思うので、この機会に「お粗末」という言葉について深く理解していきましょう。
お粗末の意味とは
お粗末(御粗末、おそまつ)とは、「下等、または低級であるとして、謙遜や自嘲、ひやかしの意味を込めて使用する言葉。」という意味を持ちます。
謙遜の意味を込めて「お粗末」という言葉を使用する際には、何か食べ物を差し入れる際に、「お粗末な物で恐縮ですが、皆さんでお召し上がりください。」といった表現をします。
自嘲の意味を込めて使用する際には、くだらない身の上話などをしてしまった際に、「我ながらこの話はお粗末!」といった表現をします。
ひやかしの意味を込めて使用する際には、レストランなどであまり美味しくない料理を食べた際に「価格の割にお粗末な料理だ。」といった表現をします。
ニュースなどでは、不祥事を起こした人や企業などに対して、事後の対応が悪いと「お粗末な対応をしている。」と批判する表現として使うこともあります。

お粗末の類語
お粗末の類語は以下になります。
- 悪質
- 劣悪
- 不良
- 雑
- 粗雑 など。
お粗末の使い方・例文
- ムードメーカーの彼は自分の失敗談を話したあとに、我ながらお粗末!といって笑いを誘う。