ダサい
「ダサい」という言葉をご存知でしょうか?
「ダサい服」などと使うので聞き覚えのある方も多いと思われるこの言葉、いったいどんな意味があるのでしょうか。
今回は、「ダサい」について解説します。
ダサいの意味とは
「ダサい」とは、「カッコわるい、田舎くさい、野暮ったい」という意味の俗語です。
1970年代から若者の間で広く使われるようになりました。対義語として「ナウい」という言葉も同時期に流行しましたが、こちらは死語(使われなくなった言葉)となり今に至ります。
「ナウい」が死語になって、「ダサい」が死語にならなかった理由は分かりませんが、今でも一般に広く使われている言葉なので、「若者言葉」というカテゴリには当てはまりません。
現在の若者言葉だと「イケてない」が、「ダサい」にあたる言葉となります。

「ダサい」の語源
「ダサい」の語源に関しては、説が複数あります。
「田舎」を「だしゃ」と読み、田舎くさいことを「だしゃい」「だしゃくさい」といったのが転じて「ださい」になったという説が有力です。
また、埼玉県を揶揄する「だ埼玉」が略されて「ださい」になったという説もあります。
「ダサい」の対義語
「ダサい」の対義語は、先に挙げた死語の「ナウい」の他に、以下のようなものが挙げられます。
・カッコいい
・イケてる
・クール
・オシャレ
「ダサい」の類語
「ダサい」の類語には以下のようなものが挙げられます。
・イケてない
・カッコわるい
・モサい
ダサいの使い方・例文
1.昨日、初デートで彼氏が超ダサい服着てきてソッコー別れたわ。
2.キャラものってダサいと思ってたけど、一周回ってダサかわいいんちゃう?ってなった。