ファンブル
スポーツを観戦していると、「ファンブル」という言葉を耳にすることがあると思います。
何らかのミスが出た時に聞かれる言葉ですが、具体的にどういう状況を指す言葉かお分かりでしょうか。
今回は「ファンブル」という言葉について詳しく解説します。

ファンブルの意味とは
ファンブルとは「野球やバスケットボールなどの球技で、一度つかんだ球を取り落とすミス」です。
野球ならば守備側が一旦捕球した球を落としてしまうこと、バスケならパスされたボールをキャッチしきれずに落としてしまうことが相当します。
サッカーでは、唯一手を使ってボールを掴むポジションである、ゴールキーパー特有のミスです。
状況としては他のスポーツと同様ですが、サッカーのゴールキーパーは無理にボールをキャッチする必要がありません。パンチングなどではじき出す方が確実にゴールを防げる場合もあります。
また、「ファンブル」はTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)の用語の一つでもあります。
TRPGには、ゲーム中にダイスを振ることで成否を判定するものが多くあります。しかし「ファンブル」が出ると「致命的失敗」となり、失敗よりもさらに悪い結果となってしまいます。
対義語は「クリティカル」であり、単なる成功よりもより良い結果がもたらされます。
クリティカルとファンブルの値はゲームごとに異なり、たとえば「クトゥルフ神話RPG」では100面ダイスを1回(実際には10面ダイスを2つ同時に)振って1~5をクリティカル、96~100をファンブルとしています。
ファンブルの使い方・例文
- さっきのバスケの試合、ファンブルしたせいで相手にボールを奪われちゃったよ。
- キーパー、無理してキャッチしないではじき出せばいい。ファンブルするよ。