アンソロジー
「アンソロジー」という言葉は、出版や編集などに興味がある人にはなじみのある言葉かもしれません。そうでなくても、時々聞く言葉ではないでしょうか。
「アンソロジー」は時々耳にする言葉ながら、その意味や使い方などを知っている人は少ない言葉でもあります。正しい意味を理解しておきたいですね。
この記事では「アンソロジー」の意味や使い方などを解説します。
アンソロジーの意味とは
「アンソロジー」は英語では「anthology」です。
「アンソロジー(anthology)」の意味は「歌集、詩撰」です。作品集や選集などとも呼びますね。複数の作家の優れた歌や詩などを集めた作品集のことを指します。
ただ集めるだけではなく、時代やテーマなどなにか共通の事項がある作家の作品が集められる場合が多いですね。歌集や選集と聞くと俳句や短歌などが主かと思いますが、漫画や小説、同人誌など幅広いジャンルでアンソロジーがあります。
最近では、アンソロジーコミックといって、複数の作家の漫画を集めたアンソロジーもあり、多様な使われ方がされていると言っていいでしょう。
広い意味でとらえると、卒業文集もアンソロジーの一種と言えます。

アンソロジーを使った文章・例文
- アンソロジーコミックでは、複数の作家の作品を一度に楽しめるので僕は好んで買っている。
- 一人の作家の作品に没頭するのも楽しいものだが、私はアンソロジーのように複数の作家の作品を読み比べられる方が面白いと感じる。
- 音楽では、アンソロジーと言わずにコンピレーションアルバムと呼ぶことも多い。