ラジャー
「ラジャー」という言葉は仲の良い友人との会話やメールなどの中で、了解の意を示すために使われる言葉ですね。大人だけではなく、子どもが遊びの中で使っているのもよく聞くなじみのある言葉です。
なじみのある「ラジャー」ですが、その語源やそもそも何語なのかを知っている人は以外に少ないかもしれません。返事に「ラジャー」を使う機会はあるので、意味や語源を知っておきたいですね。
この記事では「ラジャー」の意味や語源などを解説します。
ラジャーの意味とは
「ラジャー」は、日本では「了解」という意味で使われていますが、もともとは「了解」の意味はありません。
何語かわかりにくい「ラジャー」ですが、もともとは英語。アメリカの男性の名前「Roger(ラジャー)」が語源になっています。
英語での無線通信では、メッセージを受信したことを伝える時に「received」の頭文字をとって「Roger」を使っていました。短い言葉でわかりやすく伝えるためにアメリカ人の男性に多い「Roger」が選ばれたのです。
これが「Roger」だけでも了解の意味を帯びるようになったのが現在の「ラジャー」の語源です。現在では、返事にラジャーを使うのはよく見る光景ですね。

ラジャーの使い方・例文
- 今度遊びに行く予定についての連絡がきたのでラジャーと答えておいた。
- 仲の良い友達とのメールのやりとりの中ではラジャーと返事をすることが多い。
- 入社したての頃に上司からの指示にラジャーと言ったらこっぴどく叱られた。