カンパ
「カンパ(かんぱ)」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「カンパ」という言葉は、カンパニアが語源です。
主に「大衆に向けて運動を促進すこと。その運動のための寄付を募ること。」といった意味を持ちます。
よく「資金カンパ」や、数人が集まって催し物などをする際に、お金を出し合うことを「カンパし合う」と言ったりします。
日常生活やビジネスの場でも使用する機会がある言葉であるため、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
複数の意味があるため、使い分けに気を付けたい言葉でもあります。
今回は、そんな「カンパ」について詳しく解説します。

カンパの意味とは
カンパ(かんぱ)という言葉の意味は、大きく分けて3つあります。
まず、1つ目の意味は「カンパニア」となります。
カンパニアとは「大衆に向けて運動を促進すこと。その運動のための寄付を募ること。」という意味を持つ言葉です。
2つ目は「政治運動や労働争議の応援。罹災者の救済などを目的に、大衆に呼びかけ実施する募金活動。」という意味になります。
そして、3つ目は「政治活動や労働争議の応援。罹災者の救済などを目的とした募金活動に応じて金を出すこと。または、その金。」という意味になります。
また、資金カンパとは「政治や社会団体の資金募集への大衆参加。」という意味合いが強いです。
カンパの使い方・例文
- 友人が代表を務める社会団体へ資金カンパした。
- このほどの災害で、罹災者に対する募金活動が始まったので、私も微力ながらカンパした。