台風コロッケ
「台風コロッケ」という言葉をご存知でしょうか。
地域限定の名物グルメのようにも見えますが、ネット掲示板の2chで使われているネット用語になります。
ネット用語となると「クレメンス」や「希ガス」のように、使われている言葉の意味から離れてしまうものも多いため、コロッケとついていても本当に食べ物のコロッケのことを指しているのかも分からなくなりますよね。
ここではそんな「台風コロッケ」について意味や由来など詳しくご紹介していきます。
台風コロッケの意味とは
台風コロッケとは、「台風が来た際にコロッケを食べること」を意味します。
2chを発祥とするネット民の風習の一つで、2001年に発生した台風11号・パブークが接近した際に、2chのスレッドに「念のためコロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」という書き込みがされたのが由来だとされています。
当初は台風が接近した際に「コロッケを食べなきゃ」というネタとして書き込みがされる程度のものでしたが、次第に本当にコロッケを食べるようになり、一部では台風の際に必ず行う風習として根付いた言葉になります。

台風コロッケを使った文章・例文
- ふと台風の日にコロッケを食べる意味について本気で考えそうになったが、迷信を信じるより楽しいから良しとすることにした。
- 父親が台風コロッケの風習を知らずに、偶然台風の日にコロッケを買ってきていて驚いた。
- 台風コロッケを商品化しないところを見ると、やはりまだまだネット用語の域を出ていないのだろう。