丑の刻参り
「丑の刻参り(うしのこくまいり)」は、小説や映画などで知っている人が多いと思います。神社などに行ったときに実際に遭遇したことのある人もいるかもしれません。
「丑の刻参り」は呪術として知名度が高いですが、その詳細やどのような方法で行われているかを知っている人は少ないですね。話題に上ることもあるかもしれないので、この機会に知っておいてください。
この記事では「丑の刻参り」の意味や使い方などを解説します。
丑の刻参りの意味とは
「丑の刻参り」は「うしのこくまいり」と読みます。
「丑の刻参り」は「日本古来の呪術で、神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打つ方法のこと」です。
「丑の刻」とは午前1時~午前3時頃のことで、この時間に行われることからこのように呼ばれています。藁人形には相手の顔写真を貼る方法や髪の毛を入れるなどという方法があるとされています。
「丑の刻参り」の代表的なスポットとされているのが京都の貴船神社です。
縁結びにご利益があるとカップルに人気のスポットですが、「丑の刻参り」が多く行われる場所としても有名です。

丑の刻参りを使った文章・例文
- 午前1時頃に京都の貴船神社に散歩に出かけたら、誰かが木に釘を打ちつけ続ける音がとつとつと響いていた。丑の刻参りだと察知した私は、怖くなってすぐに家路についた。
- 丑の刻参りはやっている途中で見られてはいけないと言われている。効果がなくなるだけではなく、自分に呪いがかえってくるという説もあるようだ。
- 憎たらしいあいつに丑の刻参りでもやってやりたい気分だ。