ピクトグラム
皆さんは「ピクトグラム」という言葉をご存知でしょうか。
東京五輪の開会式で知名度を広げた言葉ですが、実はずっと昔から皆さんの生活を支えてきたものなのです。
今回は「ピクトグラム」という言葉について詳しく解説します。
ピクトグラムの意味とは
ピクトグラムとは「シンプルな図形によって視覚的に意味を伝える記号」という意味です。
誰にでも分かりやすくはっきり情報をアピールできるように、できるだけ簡略化されたデザインで描かれているのが特徴です。
ピクトグラムを一目見れば情報を得ることができるので、特に子供や外国人、視力の弱い人などの文字を読むことが難しい人に対して効果を発揮します。
日常で見かけるピクトグラムで代表的な物は、標識です。
横断歩道を示す標識には横断歩道を渡る人、通学路の標識には歩く子供など、書かれている絵を見るだけでそれが何を示しているのか一目でわかる記号がデザインされています。
屋内施設にもトイレやエレベーター、非常口などを表すピクトグラムが配置されており、道案内に大きく貢献しています。
オリンピックの各種目を表すピクトグラムというのも存在します。
2021年に開催された東京オリンピックの開会式では、全種目のピクトグラムをパフォーマンスで再現する「人間ピクトグラム」が披露され好評を博しました。
ピクトグラムを使った文章・例
- 出かけた先で急に催してしまったが、案内板にトイレのピクトグラムを見つけて事なきを得た。
- ピクトグラムはシンプルな絵だが、あらゆる人に正しく情報をアピールできるデザインを決めるのは大変難しいという。