「工面」の意味とは?意味や使い方を解説!

「工面」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「工面」について解説します。

目次

  1. 工面
  2. 工面の意味とは
  3. 工面を使った文章・例

工面

皆さんは「工面」という言葉をご存知でしょうか。

「金の工面」などの言葉で聞いたことがある方も少なくないと思われます。

今回は「工面」という言葉について詳しく解説します。

工面の意味とは

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工面とは、以下の意味を持つ言葉です。

  • いろいろと手段や方法を工夫して、必要な物や金銭を揃えること
  • 金回り。懐の具合。
  • 相談。談合。
読み方は「くめん」です。古い読み方で「ぐめん」というものもあります。

特に、一つ目の意味で「どうにかして金銭を用意すること」を指す言葉として使われることが多いです。
同じ意味の言葉に「算段」「融通」「やりくり」などがあります。
そのままでは心もとないほど少ない手持ちの物や人員、金銭などをあらゆる手段でやりくりしたり、他所から手配したりなどして必要な数量まで揃える、という一連の動作が「工面」です。

「工夫」や「工作」などの言葉に関連して考えれば、この言葉に「工」という漢字が使われるのはなんとなく理解できるでしょう。
しかしそこに「面」という漢字が続く理由はピンとこないかもしれません。
元々は「ぐめん」「くめん」という平仮名表記が先にあったようで、「工面」という漢字熟語は後からつけられたものだと言われているようです。
他にも「工夫面倒という言葉の略形」という説などがあります。

工面を使った文章・例

  1. 夏休みに家族で旅行に行くことになったので、旅費を工面するために節約をしている。
  2. 勤務先で感染症が流行り欠勤が相次いだため、代理で出勤してくれる人を工面することになった。

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