いぶし銀
「いぶし銀(いぶしぎん)」という言葉をご存知でしょうか?
日常でよく使われる言葉ではありますが、その正確な意味や由来を知っている方は少ないのではないでしょうか。
今回は「いぶし銀」について解説します。
いぶし銀の意味とは
「いぶし銀(いぶしぎん)」とは、華やかではないが渋くて味わいがあるもののたとえです。
「ベテラン」という意味で使われることもあります。では、その由来はなんでしょうか。
そもそも「いぶし銀」とは「燻した(いぶした)銀」のことで、「燻す」というのは銀や銅などの金属に硫黄のすすで曇りをつけることを指します。
銀を燻すと、ぴかぴかとした光沢がなくなり、鈍いグレーの輝きが出て、それが銀製品の渋みや深みとなります。
そこから、渋みや深みのあるさまや佇まいを持つ人のことを「いぶし銀」と呼ぶようになりました。
野球におけるいぶし銀
プロ野球では、しばしば「いぶし銀」と呼ばれる選手が出ます。
華やかさはないが、ここぞというときには仕事をするような選手のことを指します。また、長年培ってきた技術や経験に裏打ちされた実力があるベテラン選手に贈られる称号でもあります。
いぶし銀の類語
「いぶし銀」の類語には以下のようなものが挙げられます。
・老練(ろうれん)
【意味】経験を積み、よく慣れていて巧みなこと。
【例文】老練な彼の戦略に乗せられて、気付いたら王手直前だった。
・熟練(じゅくれん)
【意味】よく慣れていて上手なこと。
【例文】老舗和菓子屋の職人の熟練の技が光る。
・円熟味(えんじゅくみ)
【意味】人格や技術などのレベルが高いこと。
【例文】ベテラン俳優の円熟味を増した演技に気圧されてしまった。
いぶし銀の使い方・例文
1.缶コーヒーのボスのCMのトミー・リー・ジョーンズはいぶし銀だと思う。
2.いぶし銀のプロ野球選手って誰かな?