泰然自若
「泰然自若(たいぜんじじゃく)」という四字熟語は、人間性を評する時に使われる言葉ですね。「泰然自若」と言われる人は頼りにされることも多く、仲間にこんな人がいると安心します。
「泰然自若」は聞く機会の多い言葉ながら、言葉の意味や具体的な使い方を知っている人は意外に少ないかもしれません。この機会に知って、正しく使ってくださいね。
この記事では「泰然自若」の意味や使い方などを解説します。
泰然自若の意味とは
「泰然自若」の読み方は「たいぜんじじゃく」です。
「泰然自若」の意味は「落ち着いていて物事に動じない様子」です。この言葉は「泰然」と「自若」の2つに分けて考えることができます。
「泰然」とは、悠然としていて何が起きても動じない様子を表しています。「自若」は、常に自分があって他に惑わされることはなく落ち着いている様子を表します。
両方とも、他のペースに巻き込まれずにいつでも落ち着いて自分らしい生き方ができている様子を表しますね。「泰然自若」としている人は、よほどのことがないと驚かず、右往左往することも少ないでしょう。
泰然自若を使った文章・例文
- 泰然自若という言葉がぴったりな友達がいるが、本当に何があっても驚かず、普通は困るようなことが起きても右往左往することがない。それにも関わらず、相手の気持ちには寄り添うことができるので人気がある。
- そんなに動揺するなよ。ビジネスで成功するためには泰然自若として成り行きを見つめるくらいの度量が必要だよ。
- 新入社員の時の上司は泰然自若としていて、僕がどんなミスをしようが落ち着いて対処してくれたから慌てることなくじっくり仕事に取り組むことができた。