辺鄙
「辺鄙」という言葉について解説します。
みなさんはこの言葉の読み方はご存知でしょうか。
この言葉は「へんぴ」と読みます。
使い方としては「こんな辺鄙なところまでよく来てくれたね」なんて使いますが、見聞きしたことはあるでしょうか。
語感が珍しく可愛らしい感じもするので、一度聞いたら頭に残る言葉ではありますが、意味など実はよく知らない言葉ともいえるかもしれません。
ここではそんな辺鄙という言葉について、意味や使い方などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、きちんと整理・理解してみてください。

辺鄙の意味とは
辺鄙(読み方・へんぴ)とは「都会から離れていて不便なこと。また、そのさま」「中心地から離れていて開けていないこと。かたいなか」といった意味の言葉となっています。
先ほど出た「こんな辺鄙なところまでよく来てくれたね」というのは、片田舎に住んでいる人の出迎えのセリフだというのが分かると思います。
辺鄙という言葉にあまりポジティブな意味はないので、褒め言葉として「とても辺鄙ですね~」なんていう使い方は間違ってもしないように注意しましょう。
大体は「こんな辺鄙なところに来てしまった」というようにマイナスの意味で使われます。
類語としては「僻地」「辺地」「辺境」などがあり、いずれも都会・中心から外れたところ。という意味の言葉となります。
辺鄙の使い方・例文
- お爺ちゃんは、医療もないようなこんな辺鄙な土地でも、生まれ育ったところから離れることはできない。と言って引っ越しを断った。