軍配が上がる
「軍配が上がる」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「軍配が上がる」という言葉は、勝敗や善悪などを判定する際に使用されますが、皆さんはご存じでしょうか。
よく「不正を指摘した上司と会社とで対立していたが、最終的には上司に軍配が上がった。」といった使い方をします。
この「軍配が上がる」という言葉の中にある「軍配」とは「軍用うちわ」のことを指しており、今回はその意味についても解説します。
この機会に「軍配が上がる」について、詳しく知っていきましょう。
軍配が上がるの意味とは
「軍配が上がる」という言葉の意味について解説します。
軍配が上がるとは「相撲において、勝った力士を示す行事の軍配うちわが上がる。転じて、勝敗や善悪などの判定で勝利が示されること。」という意味を持つ言葉です。
使い方としては「最終的に、不正を指摘して社内で冷遇されていた上司に軍配が上がった。」
この言葉の中にある「軍配」とは、意味にもあるように「軍配うちわ」の略です。
現在では相撲の行事が使用していますが、もともとは武将が軍を指揮するときに使っていたうちわのことを指していました。
したがって、軍配とは「軍を配置して、指揮すること」という意味も持っている言葉です。
ちなみに、軍配の形はひょうたん形で、上のほうが大きな作りになっています。
軍配が上がるを使った文章・例文
- 上司と部下の喧嘩を見ていたら、終始正論でまくし立てていた部下のほうに軍配が上がった。
- 息子と口論したが、私のほうが理不尽なことを言っていると自覚し、息子に軍配が上がった。