「準拠」の意味とは?意味や使い方を解説!

「準拠」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「準拠」について解説します。

目次

  1. 準拠
  2. 準拠の意味とは
  3. 準拠を使った文章・例文

準拠

皆さんは「準拠」という言葉をご存知でしょうか。

主にフォーマルな文章で「○○に準拠する」という言い回しを聞いたことがあるかもしれません。
正確にはどのような意味なのか、知っているでしょうか?

今回は「準拠」という言葉について詳しく解説します。

準拠の意味とは

準拠とは「拠り所とすること。標準に従うこと。また、その拠り所。標準。」という意味です。
読み方は「じゅんきょ」です。

「○○社の教科書に準拠した参考書」「注意事項は利用施設の規則に準拠する」などの使い方をします。
動詞で使用する場合は「従う」や「沿う」などの言葉で言い換えることができます。

類義語に「遵守」「準ずる」などがあります。

「遵守」は「守り従う」という意味です。
法令などに対して使う言葉であり、上に上げた「準拠」の二つ目の用例では「~規則を遵守する」と言い換えることができます。
しかし「準拠」には「守る」という意味がないので、全く同じ意味の言葉ではありません。
上記一つ目の用例は「○○社の教科書の内容に沿った参考書」という意味なので、「遵守」は当てはまりません。

「準ずる」は「ある事柄を標準として、同じようにする」という意味です。
「正社員に準ずる待遇」などのように使います。
こちらは「従う」というほど強いニュアンスはありません。標準としたものに近いようにする、といった程度です。

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準拠を使った文章・例文

  1. 起こった事件に対して、法律に準拠した対応をする。
  2. 新しくできた基準に準拠するように、製品の仕様を変更する。

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