ジョイントベンチャー
「ジョイントベンチャー」という言葉について解説します。
ベンチャー企業という言葉が新語として登場し、定着してからしばらく経ちますが、その派生のような形でこのジョイントベンチャーという言葉もビジネスの世界では使われるようになってきました。
この言葉、みなさんは見聞きしたことはあるでしょうか。
経済系のニュース番組や情報誌では当然のように登場しますが、日常生活の中ではあまり見聞きしないので、初耳だという方も少なくないかもしれません。
ここではそんな「ジョイントベンチャー」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
企業の形、働き方など社会形態が変化していく中で、取り残されないように最後までご覧になってみてください。
ジョイントベンチャーの意味とは
ジョイントベンチャーとは「共同企業体といわれる。複数の企業が相互の利益のために共同で事業を行うこと」という意味の言葉となっています。
日本では、ジョイントベンチャーに参加する企業がお互いに株主となって合弁会社を立ち上げて行う事業形態のことを主に指して使っているようです。
共同企業体の主な例としては建設業界で、複数の建設企業が一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する事業組織体が挙げられます。
ですが、やはりジョイントベンチャーと言うと、一般的にはお互いが株主になって立ち上げる合弁会社のことを指すことが多くなっています。
ジョイントベンチャーはM&A(企業買収)とアライアンス(企業提携)の中間に位置すると言われており、双方にあるデメリットを減らしつつ成果を挙げる形態として注目されています。
ジョイントベンチャーを使った文章・例文
- 合弁会社という形自体は昔からあったので、ジョイントベンチャーという表現は現代風に言い換えたものと言えるかもしれない。