デカダンス
皆さんは「デカダンス」という言葉をご存知でしょうか。
フランス語の「décadence」、あまり馴染みのない言葉だと思われます。
聞いたことはあっても、意味が分からないという方は多いのではないでしょうか。
おそらく芸術に関係がある言葉だ、という程度の認識の方が少なくないと思われます。
今回は「デカダンス」という言葉について詳しく解説します。
デカダンスの意味
デカダンスとは「衰退。虚無。退廃。」「虚無的、退廃的な生活態度」という意味です。
元はフランス語であり、「décadence」と綴ります。
「退廃的」ということについて具体的に説明すると、「道徳や健全さが失われている状態」という意味です。
また、「虚無的」とは「人生や世間を虚しく思うこと」という意味です。
こういった形容語で語られる生活態度というのは、簡単に言うと堕落しているような状態であり、ほとんどがネガティブな表現となっています。
「デカダンス」という言葉は、特に19世紀末のフランスで起こった文芸のジャンルを指して言うことが多いです。
日本語で「退廃芸術」と訳されており、「世紀末芸術」「象徴主義」とも呼ばれます。
ボードレールを先駆者として、ベルレーヌなどの「象徴派」と呼ばれる詩人たちによって広まりました。
「退廃派」「デカダン派」とも呼ばれています。
日本の文学作家では、太宰治や三島由紀夫などの作品にこの傾向が見られます。
デカダンスを使った文章・例文
- デカダンスの作家ではマラルメが好きでよく読んでいる。
- 彼はデカダンス的な生活をしているから、あまり影響されたくない。