身に余る
皆さんは「身に余る」という言葉をご存知でしょうか。
よく使われる慣用表現ですが、謙譲語として使われることが多く、意味を間違いやすい言葉でもあります。
今回は「身に余る」という言葉について詳しく解説します。
身に余るの意味とは
身に余るとは「与えられた評価や役割などが、自分にはふさわしくなく過分なものである」という意味です。
「身に余る○○」と言う形で、「○○は(自分にとっては)過分なものです」という意味になります。
実際に使用される際には、謙遜の意味で使われることがよくあります。
たとえば、よく使われている表現に「身に余る光栄」というものがあります。これは読んだままの意味では「(自分にとって)もったいないほどの、ふさわしくないほどの名誉」となりますが、その真意は「思いがけないほどの喜びで感極まっている」という感情です。
よく似た言葉に「手に余る」があります。
こちらは、「物事が自分の能力以上であり、処置をすることができない状態であること」です。
「○○の手に余る仕事」「この仕事は私の手に余る」などのように使います。
「手に負えない」ともいいます。
「身に余る」は謙遜の言葉であることが多いですが、「手に余る」は本当に能力不足で対処不可能であることについて使われることがほとんどです。
身に余るの使い方・例文
- このような賞を頂けるのは、私にとって身に余る光栄です。
- まだ入社してから日が浅いにもかかわらず、こんなに早く昇進が決まるなんて、なんとも身に余る話だ。