気苦労
「気苦労」という言葉について解説します。
「気苦労が絶えない」「気苦労ばかりさせられる」といった使い方をするこの言葉。
みなさんは見聞きしたことがあるでしょうか。
若干、人生の渋味を感じさせる言葉なので、若い方や学生の方などには馴染みの薄い言葉かもしれません。
逆に、この気苦労という言葉が身近にあるという方は身に染みていることでしょう。
ここでは、そんな「気苦労」という言葉について、意味や使い方・読み方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
気苦労(きぐろう)の意味とは
気苦労(読み方・きぐろう)とは「あれこれと気を使って、精神的に疲れること。また、そのさま」という意味の言葉となります。
ということで「気苦労が絶えない」といった場合、「あれこれと気を使うことが沢山ある」という意味になることが分かるのではないでしょうか。
意味としては「気持ち」という漢字に「苦労」がくっついた形をしているので、想像しやすいかもしれません。
冒頭で、人生の渋味を感じさせる言葉と書きましたが、
社会に出て働くようになったり、子供ができて子育てが始まったり、親の介護が始まったり、大人になるにつれて、気苦労することが増えていくのかもしれませんね。
もちろん、若い方の中にも気苦労を体感している方というのもいらっしゃるとは思いますが。
気苦労の使い方・例文
- 先代社長が引退し、ボンクラ息子が後を継いだせいで、社員全員の気苦労が絶えない。
- 気苦労ばかりさせられる彼氏とは別れることを決めた。