「濡れ手で粟」とは?意味や使い方を解説!

「濡れ手で粟」ということわざを一度は耳にしたことがあると思いますが、その意味を知っているでしょうか。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「濡れ手で粟」の意味・使い方・例文などを紹介します。また、由来や類語・対義語、英語についても紹介します。

目次

  1. 濡れ手で粟
  2. 濡れ手で粟の意味とは
  3. 濡れ手で粟の類語・対義語
  4. 濡れ手で粟を使った文章・使い方

濡れ手で粟

濡れ手で粟(ぬれてであわ)」という言葉の意味について解説します。

苦労せずに利益を得たときに、「濡れ手で粟」と言うことがあります。
皆様はこの濡れ手で粟という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。

濡れ手で粟の意味とは

濡れ手で粟の意味は「なんの苦労もしないで簡単に多くの利益を得ること」「骨を折らずに金をもうけることのたとえ」となります。
読み方は「ぬれてであわ」です。

濡れた手で粟をつかむと、たくさんの粟粒がくっついてくるということが由来で「濡れ手で粟の掴み取り」ともいいます。
「濡れ手に粟(ぬれてにあわ)」と書くケースも多くみられますが、本来は「濡れた手で粟をつかむ」という意味で、濡れた手に粟が勝手にくっついてしまうという意味ではないため、「濡れ手で粟」とする方が正しいです。

また、ごくまれにですが「粟」を「栗」と間違えて覚えている人もいるため、注意しましょう。
 

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濡れ手で粟の類語・対義語

<類語>
「一攫千金」「一攫万金」「漁夫の利」
「濡れ手で粟の掴み取り」「濡れ手で粟のぶったくり」

<対義語>
「骨折り損の草臥れ儲け」「籠で水を汲む」

<英語>
「To make one's fortune at one stroke.」(一挙に産を成す)
「Make a lot of money without much effort」(たくさんの努力なしに多くのお金を稼ぐ)

濡れ手で粟を使った文章・使い方

<例文>

  1. カジノで大勝して濡れ手で粟の金儲けをした。
  2. 濡れ手で粟をつかむ勢いで会社の利益が勝手に伸びている。
※「濡れ手で泡」と書き、いくら努力しても利益がないという意味で用いるのは誤りですので注意しましょう。

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