座右の銘
「座右の銘」という言葉の意味について解説します。
よく、有名人のインタビューや就職の面接などで、「座右の銘はなんですか。」という質問が出てきます。
ことわざや偉人の名言を座右の銘にしている人が多いですが、皆さんは、座右の銘という言葉の正しい意味をご存知でしょうか。
読み方は、「ざゆうのめい」となります。
大事な場面で聞かれることが多く、意味を理解せずに答えてしまうと、恥をかいてしまう恐れがあります。
聞かれたときに、かっこよく答えることができるよう、この機会に、「座右の銘」の正しい意味を理解していきましょう。
座右の銘の意味とは
「座右の銘の意味」は、「常に自分の心に留めておき、戒めや励ましにする言葉」となります。
元々は、古人が席の右側に置いて、自分の言行を戒める言葉でしたが、後に、人々が自分を戒めたり激励する格言として使われるようになりました。
「座右」は、皇帝が自分の右側に信頼できる補佐官を座らせていたことを指します。
「銘」は、古人が器物に刻んでいた文体の一種のことで、自分への戒めや他人を賞賛する目的で刻んでいたとされています。
同じ意味で、「座左の銘」という言葉がありますが、あまり一般的には使われません。
読み方は、「ざさのめい」となります。
座右の銘を使った文章・例文
- 私の座右の銘は、「継続は力なり」です。
- あの人は、伊藤博文の言葉を座右の銘にしている。
- 行き詰まったときはいつも座右の銘を頼りに考えている。
- 父からもらったこの言葉が座右の銘です。
- あの人の座右の銘はかっこいい。