水と油
「水と油」という言葉の意味や類語、例文についてお伝えします。
日常生活やビジネスの場でも使うことがあり、耳馴染みのある言葉だと思います。
主に、人の関係を表す際に用いられる言葉ですが、皆さんは、水と油という言葉の正しい意味をご存知でしょうか。
正しい意味を理解していると、自信を持って使うことができるので、この機会に深く理解していきましょう。
今回は「水と油」について解説していきます。
水と油の意味とは
水と油とは、異質で溶け合わないことの例えで、「気が合わず、反発し合って仲が悪いこと。」という意味になります。
語源に定説はなく、水と油が物質的に交わらないことが由来とされています。
また、水に油を注ぐと言うことがありますが、水に油を注ぐという表現は存在しません。似たことわざの「火に油を注ぐ」と混同して使われることがあるので注意しましょう。
水と油の類語
- 排他的関係
- 相容れない関係
- 犬猿の仲
- そりが合わない間柄
- 対照的な関係
- 対立する中
- 犬と猿
- 犬と猫
水と油を使った文章・例文
- 佐藤さんと伊藤さんは水と油の関係なので、会わせない方が良い。
- あの人と私は水と油の関係なので、話したくない。
- 水と油という言葉に、語源とされる説はない。
- あの二人はいつも喧嘩しているので水と油の関係だ。
- 水と油だと思っていた二人が、まさか結婚するなんて夢にも思わなかった。
- あの二人は水と油の関係だと思われがちだが、意外と仲が良い。
- 回りが水と油の関係だと思っているだけで案外、当人同士は円満な関係だ。