元の鞘に納まる
「元の鞘に納まる」という言葉の意味について解説します。
この機会に意味を理解してみましょう。
元の鞘に納まるの意味とは
「元の鞘に納まる」という言葉の意味は、「仲の悪くなった者同士が、昔のように仲のよい間柄に戻ることのたとえ。男女の関係で用いられることが多い」「離縁した夫婦や、絶縁した者同士が、以前の関係に戻ること」となります。
読み方は「もとのさやにおさまる」です。
「元の鞘に納まる」の「納まる」は「収まる」と書くこともあり、一般的には「元の鞘に収まる」と表記されていることが多いです。
また、「元サヤ」と略して使うことも多いです。
<由来>
「鞘」とは、刀や剣などの刀身の部分をおさめておく筒のことを指し、抜かれた刀や他の鞘に収まっていた刀が、本来の鞘に収納されることから来ています。
元の鞘に納まるの類語・英語
<類語>
「焼け木杭に火が付く」「復縁する」「仲直りする」「収まるところにおさまる」
「よりを戻す」「元の関係に戻る」「元の鞘に収まる」
<英語>
「The couple got back together again.」「get back together」
元の鞘に納まるを使った文章・例文
<例文>
- なんどひどい喧嘩をしていても、結局は元の鞘に納まっている。
- くっついては離れて、またいつの間にか元の鞘に納まっている。
- あの人気芸人とモデルの奥さんは、元の鞘に納まっているが、少し前まではすれ違い生活で別居していたそうだ。