良薬は口に苦し
「良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)」ということわざはよく聞くものですね。家族での会話や友人との会話でも使われるものだと思います。
字面通りにことわざを考えると簡単なように感じますが、実際の意味や効果的な使い方になると知らない人も多いのではないでしょうか。ポイントをおさえた使い方をすると、会話にアクセントを加えられることわざですからこの機会に覚えてください。
この記事では「良薬は口に苦し」の意味や使い方、英語での表現を解説します。
良薬は口に苦しの意味とは
「良薬は口に苦し」の意味は「病に効く良い薬が苦く感じられるように、自分のためになる忠告は受け入れがたいものだ」ということを表しています。
自分が抱えている問題の核心をつくような忠告や、自分が否定されたように感じられる忠告を受けるのはストレスになります。しかし、長い目で見るとその忠告をしっかりと聞いておけば成長につながるということですね。自分の弱みを受け止めることは苦しみを伴いますから、人間の器が試されます。
由来には、孔子の言葉に「良薬は口に苦けれども病に利あり。忠言は耳に逆らえども行いに利あり」とあったという説などがあります。
良薬は口に苦しの英語
- Good medicine tastes bitter.
良薬は口に苦しを使った文章・例文
- 彼が言ったことは、あなたが抱えている課題の解決のために非常に役に立つ。良薬は口に苦しというから、今は納得いかないかもしれないが頭の片隅に置いておけ。
- 良薬は口に苦しと言うけれど、親の言うことを素直に聞くのは難しい。